マー・ゴ・ジョー/赤色矮星

マー・ゴ・ジョー、エイボス・ニードル時 赤色矮星ことマー
偽名:  マー・ゴ・ジョー(1,2)
赤色矮星(3)
アルファベット表記:  Marbh Go Deo
本名:  ジェル・アン・リャン
アルファベット表記:  Deireadh An Ghrian
性別: 
生年月日:  闇王歴972年3月12日生、27歳(1)
体格:  身長163センチ、52キロ。
痩せ型。
タラント:  ロークラス魔糸
職業:  近衛騎士(盗賊騎士団)(1)
近衛騎士(盗賊騎士団団長)(2)
流浪騎士/自称屍体使い(3)
イメージヴォイス:  渋谷茂
 →鈴村健一
イメージソング:  HEART OF SWORD ~夜明け前
ESPECIAL "MATT" Mix
 T.M.Revolution
登場作品: 魔物語クロノス・ロージス(1)
魔物語エイボス・ニードル(2)
魔物語クロニクル・ティアーズ(3)
 (渕上哲也/言燈舎/有限会社パーティオブアミューズメントサービス)
活躍時期: 1999年6月(第1回)~2000年3月(第10回)(1)
2000年6月(第1回)~2001年3月(第10回)(2)
2002年1月(第7回)~2002年4月(第10回)
(3)
- プロフィール -
過去(近衛騎士までの道):
 宮廷芸術家(音楽家)として代々活動していたリャン家の3男(第6子、末子)に生まれる。が、父や長兄ケン・エーに疎まれ、すぐ上の姉リーヴァル・アンとセン・イーハ(双子)に振り回されて幼少期を過ごす。第2子マノー・アンは同じ宮廷楽士のビジオナーリオ家に嫁ぎ、第3子ケッハト・アンはマーが15歳くらいの時に行方不明になった為、二人の自由奔放な姉の後始末に苦労を強いられる。が、それが後に盗賊騎士団入りしてから役に立ったとの話も。
 幼い頃から楽器を持たされて育った為、楽器演奏の技術を身につけるが、兄との確執から共に宮廷を目指すを望まず、20歳の時に家を出る。
 その後、いかなる理由によってか、ナナート・ベリアル・ヴァリスを主君とする近衛騎士団(通称盗賊騎士団)に入団を果たすが動機等は不明。因みに、入団時に偽名マー・ゴ・ジョーを名乗るようになる。
薔薇の花弁風にふかれて(ズズ王崩御の年):
 騎士団では、家で鍛えられた(?)性格が災いし、自由奔放な主君や団員の後始末に翻弄するハメに。
 特に、周囲への影響や先の先まで考えて行動する団員が滅多にいない為フォローに走り回る事が仕事と化したとか何とか。
 普段の活動場所はコモンドームなのも同じ理由による。ノーブル(貴族階級)なのにコモン(市民階級)の娯楽を好む団員&主君だからして。
 闇王暦999年、主君ナナートのお気に入り(実は異母妹)のユーリカ・メル・ルルド絡みで東奔西走。その様子から、周りからは「ユーリカに惚れている」と噂されるが本人は「ドジな雛鳥を見る母鳥のような気持ち」と言い張っている。
 翌1000年1月、ラウド・ミラージュのオーナー兼マスターのバッシュ・ノイ・エンデにして実は盗賊騎士団長だったリード・シュツルツエンデ・バウハウスの強い意向により、立場を証明する青い鎧と共に団長職を押しつけられる贈られる。とはいえ、団員や本人の性格から、実状は何も変わりはしないのだが。また、前団長に倣って……と云うより都合がいいから、なのだが、団長としての立場を求められる場では普段と違う髪形で本名を名乗る一方、普段の活動ではやはり偽名を名乗っており、この時は一団員として振舞っている。これは、普段団長がどこで何をしているかを外部に掴ませない効果を狙ってのもの(とはいえ、この頃に親しかった相手には当然バレており、闇王暦1000年時点では歌楽騎士団長には面が割れていたりする)
 闇王歴1000年3月20日、盗賊騎士ミハエル・ウム・ホッケンハイムと結婚したユーリカが産んだ娘ビアンカ・リリィ・ルルドを妹の様に可愛がっている。誰がどう見ても、ビアンカの子守はマーの仕事らしい。
針の一刺しはどこまでも痛く(騎士団長に追われる年):
 バスタード(混血児)故の早い成長から、わずか2ヶ月で少女にまで成長したビアンカの世話を熱心に見ていたせいか、彼女とは仲がいい。特に、ビアンカは混血児でありそのルーツと向き合う為にもノーブルの世界もコモンの世界も知っておいた方がいいと云う理由でしばしばコモンドームに二人で出掛けている。
 そんな中、先代団長リードが、絵画により政府批判を行ったとの咎で当局に捕らえられ、死刑を言い渡される。リード自身も、その妻フィシス・ラル・バウハウスも、そして『ラウド・ミラージュ』の店員達も、親しい友人であった事から、国王直属筆頭騎士団長の立場を使ってリードを解放しようと考えるが、周りの説得もあり断念。リードの葬儀には団長ジェルとして追悼の詩を贈る。
 ビアンカが二人に分かれた後は、双方の魂を救おうと努力するが魔人の力を持ったビアンカにはどうする事も出来ず、挙句吸血鬼の力を持ったビアンカに血を吸われて吸血鬼となってしまう。吸血鬼としての力が表面化すると、人間としての理性が消し飛んでしまう為絶えず自制に努めていたが、やがて抑えられなくなり、殺戮衝動に駆られてビアンカの片方をタラント魔糸によって惨殺してしまう。その後理性を取り戻すが、自身にとって大切な女性を切り殺してしまった事が大きなショックを生み、精神のバランスを崩し失踪してしまう。
 それ以降、人前に姿を現す事を避けるようになり、一人で閉じこもって色々な考え事に耽った末、自分が今のままでは団長どころか近衛騎士である事すら出来ないと判断。団長の証たる青い鎧を、ある意味団員の中でもっとも信用しておりビアンカの(義理の)父でもあるミハエルに譲りイサスから姿を消す。
涙を誘う年代史(失踪帰還そして失踪):
 イサスを離れた後、いかなる理由によってか(単に考えてないだけ?)追放貴族(パージ)に。それにより新陳代謝が低下、放浪途中で受けた傷がそのまま残っている。
 旅の空で、イサスに起きている事、また闇王ナナートの現状を知り、いてもたってもいられなくなり、顔の傷を仮面で隠し名前も変えてイサスに戻る。
 周りには正体を悟られていないようだが、ナナートには声と立ち振る舞いからしっかりバレてしまっている。その後、一連の事件が済んで再びイサスを離れる時までの間、住んでいた隠れ家にナナートが出入りしていたとか何とか。
 事件終了後イサスを離れたのは、一つには追放貴族の自分には騎士団に戻る資格がないと考えた事、自分が残らなくても何とかやっていける確信を得た事、ビアンカを救えなかった事への後ろめたさから。次にイサスに戻るのは、ビアンカの事がマーの中できちんと昇華されてからになるだろう。
最後(おまけ):
 本名『ジェル・アン・リャン』とは『太陽の最期』の意。盗賊騎士団入団に当たって偽名を使うようになったのは、この名前の意味を嫌って、の側面もある。とは云え偽名『マー・ゴ・ジョー』は『永遠の死』の意。既に、そしてこれからも死んでいるのだから、どんな危険も恐れはしない、と云う意味が込められている。らしい。が、偽名もそんなノリでは本名がどうのとは云えた義理ではない。
 魔導猟兵を努めるノーット・ロヴン・ニーヴヘイムは彼の姪。しかし4才しか違わない為、兄妹で通している。また、ノーットと同業のフラウタ・マヒカ・ビジオナーリオも甥に当たる。他に、顔も名も、存在すら知らないもいた。
 マーの得意な楽器はティンホイッスル。
 親しい相手、特別な人に対しては、変わった呼び方をする。実例として、ミハエル=三男坊、ユーリカ=お姫様、ザザ=ザの字、ビアンカ=お嬢様、など。
 『子供に好かれるフェロモン』を出してるとのウワサあり(笑)。
 『エセ耽美総受団長』は根も葉もないウワサ。なハズ。
 生後1年足らずの女の子に入れあげるあたり、ロリの素質あり…?
 クロニクル・ティアーズ時の偽名『赤色矮星』の由来は、天体の名称赤色矮星=レッドドワーフから。マーは赤髪で背が低く、更に顔を隠す為に髭をのばしていたので正にドワーフ(笑) 勿論某イギリス製SFコメディ番組のタイトル意識してますともええ(笑)

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