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- プロフィール -
溜まる泉(過去): 京都市の山の中生まれ、山の中育ち。 闇に蠢く暗鬼を狩る『識』の、玄門宗家黒崎に血筋が近く、同家の補佐も輩出する家の娘に生まれた事から、識、黒崎家、清水家と云ったものを最優先にするように教えられ、御堂として優秀となるよう知識や技術、価値観などを植え付けられる。一方、常識や一般教養と云った部分は等閑にされる。一応中学卒業程度の教育は自宅で受ける(学校は不登校)が、その結果あまりにも世間知らずに育ってしまい、流石にこれでは逆に人目を引くと危機感を感じた両親や祖母の命で、高校は、識の息がかかった横浜のTA学園に通う事に。一応卒業は出来たが、それ相当の学力があるとは云い難い(だから職業技能に高校生と……) 淑かに淀む(ゲーム中): 横浜で活動する楠門一派の一部に『仕斬人』と称する者たちがいる事を知る。 彼らの活動は、本来闇に紛れ人目を忍んで暗鬼を狩るべき識の姿からは外れている、このまま放置して衆人の知る所となれば識の活動自体に悪影響を及ぼすと判断した祖母の命により、彼らの監視並びに協力を行う為に、横浜の伯父の家に、高校以来となる下宿をしながら識家業を行う事に。但し協力と云っても、何分門が違う事もあり、最初は積極的には関わろうとせず、寧ろ事態が悪化するのを防ぐ程度に限られていた。若しくは、単独行。仕斬人とは原則距離を置いており、一番接触していたのは、元締の沢庵和尚だった。 磊王・焔羅炎等出現後は、炎等対策に全力を費やし、遂に無効化に成功する。が、その後、仕斬人メンバーの死の隙を突かれ、逆に炎等に体を乗っ取られ仕斬人と対峙する。 結局は、仕斬人の反撃をきっかけにして炎等の支配を脱し、自分の体を使って放たれた事で『使い方を覚えた』炎等の術で、炎の使い手たる炎等を焼き殺す。 炎等の上役たる眞獄も討たれた事から、当座の任務は終わったものと見做し、京都へと帰る。 小ネタ(おまけ): 淑泉の価値観の中で最優先なのは、識が識である事を守る事。簡単に云えば、識の存在が公に知られてはならない現状を維持し、隠匿する為にあらゆる犠牲を厭わない。 次いで、宗家や実家からの指図。それらに反しない限り、自分が任務で関わっている識の命は可能な限り守る。その為の癒術だから。 で、玄門の術は、中国の道教の流れを汲んでいる関係で、淑泉の使う術も道教のそれ。識の訓練とは別に、道教の修行も行っており、そこでの立場は巫祝。得意の癒術は、現場などで簡素に済ませる場合は、錬丹によって作られた薬(内服薬と貼付剤が大半)を用いるが、時間が掛けられる場合は、房中術を用いた儀式となる。その関係と、召使いに身の回りの世話を任せて育った生い立ちから、他人に肌を見せる事に抵抗がない。 教育用で鎖付き首輪を使うのは、あくまで交流誌限定ね。だって本編じゃ使ってないから(笑) 20年後;46歳(今はこう): 黒崎を補佐する清水の跡取りを産み育てる為、中格の上の中でも優秀な識の子種を貰い受け、2男1女を儲け、全員識として育て上げる。特に、娘である紗淑には、代々受け継いできた癒術と、清水の家格を継承させるべく、情熱を傾けてきた。結果、優秀な御堂にはなったものの、母子としてはほぼ破綻、事実上の冷戦状態に突入する。しかし淑泉にとっては、個人の好き嫌いなぞ些細な事、玄門黒崎を盛り立てる清水家の存続が第一、と考えており、娘との関係については無頓着。 また、淑泉が38歳の時に、当主たる淑泉の祖母が死去、遺言によって淑泉が当主となる。淑泉の母も、自分が、識としてはともかく、政治的判断を求められる当主には自分は力不足と認識している為、寧ろ喜んで淑泉に座を譲り、その下についた。 また、その合間に、京都近辺で御堂としての活動も続けている。まぁ、体が動く限りは現役だろうね。 |
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